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zoom RSS My Favorite Movie (vol.3) 『海洋天堂』

<<   作成日時 : 2014/06/04 01:27   >>

ナイス ブログ気持玉 66 / トラックバック 2 / コメント 4

 
 

《子を持って知る親の恩》という言葉がありますが…



この言葉の重さ・主訴というものを私も人の子の親になり しみじみと感じている次第です。



そこで今日は “My Favorite Movie” vol.3としまして 子を想う父親の深い愛情を描いた作品である



『海洋天堂』をご紹介したいと思います。


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本作は2010年の中国、香港合作映画(上映時間:98分)

*監督・脚本:シュエ・シャオルー *製作:ビル・コン

*撮影:クリストファー・ドイル *美術:イー・チュンマン

*編集:ウィリアム・チャン、ヤン・ホンユー

そして音楽の担当は 久 石 譲さん

出演:ジェット・リー、ウェン・ジャン、グイ・ルンメイ 他…





 既に皆さまの中にはご存じの方もおいでかと思いますが アクション俳優として名を馳せたジェット・リー

彼がそのアクションを封印! 

本作のストーリーに魅せられノーギャラで自ら主演を希望された
という経緯だそうで。

私はジェット・リーさんのこの優しい眼差しに 改めて魅かれた次第です。

彼のそうした真摯な想いの真偽の程は観れば思わず納得!またウェン・ジャンさんの演技も見事です。

まさに親の気持ちに共感(共鳴)したと言える秀逸な作品です。 





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水族館で働く父親:ワン・シンチョン(ジェット・リー)

シンチョンは妻との死別後、自閉症のひとり息子:大福(ターフー/ウェン・ジャン)を男手ひとつで育ててきました。

ある日、シンチョンは自分の身体が癌に蝕まれ 余命わずかであることを知ります。





導入部分はいきなり衝撃的なシーンから始まり・・・

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自分が亡くなったあとも息子ターフーが暮らしていけるよう世話をしてくれる擁護施設には出会えたのですが…






シンチョンは父親であると同時に 母親でもあり…

息子に教えておくべきことを

“その命の灯が燃え尽きるまで”彼は懸命に懸命に授けるのでした





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本作のキャッチコピーのようにして添えられている

『平凡にして偉大なるすべての父と母へー』  という言葉が清楚でありながら非常に心に響きます。


「親」と呼ばれし者たちは自らの子供によって 自身も大きく成長していくのだなぁ…


ということを 改めて私は本作で痛切に感じました。  






「ターフー(息子)に障害があると知った時、

妻はターフーと向き合えなくなった。でも自分はそれを責めたことはなかった。」

 
  シンチョンが 仕事仲間にそう語るシーンがとても印象的です。


“自分もまた病から息子を遺して逝かねばならぬことに彼はどれだけ辛い想いをしていることだろう”


そんなシンチョンの胸のうちが親になった自分の心情にリンクしこの頬に涙が伝うのでした。



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ビジュアル面での本作は全篇を通して "紺碧"の海の青さに彩られており実に美しいです!






海(水中)でターフーはお魚になります。 泳ぎの苦手な父親をここでは超え“優位”に立つのです。


それはあたかも 亡き母親の揚水に庇護されているかのようにも見え


ターフーの泳ぎは生への歓喜にあふれています。
 

   




「父さんは海亀だぞ!」と 溢れんばかりの"藍色の愛"を捧げ、


捧げ、捧げ尽くし、シンチョンの命は燃え尽き・・・






 


 又 ラストで流れる“説了再見”という周 杰倫さんの歌も素晴らしく 


美しい父性愛を描いた本作に深い余韻と感銘を与えて下さっています。 


この歌で涙腺が決壊した小枝でございました。 (※ 下記にてご視聴になれます)












真っ青に清んだターフーの心は“海の青”に溶け込んで


お父さんは海亀になり いつまでも いつまでも あの優しい眼差しで息子を見守りながら


そばを そっーと伴泳していくのでしょうね・・・・・
 



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(※ 各スチル写真は映画.com、他、よりお借りいたしました)















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トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「海洋天堂」 父さんは海亀、いつも一緒だ・・
アクション映画をほとんど見ないので、ジェット・リーのアクション演技を知りません。が 「中国武術の素晴らしさを伝えたい」と映画界に入り、「世界的なスター」になった人。 その彼が脚本を読み、ノーギャラで出演しようと決めた映画です。 『海洋天堂』  子を想う父親の姿が描かれています。アクションはありません。 音楽は久石譲  2010年制作・中国・98分 &nbsp; 物語は、小舟から海へ飛び込む・・死のうとする父と子のシーンから始まります・・ &nbsp... ...続きを見る
ハノンに ちょっとプラス 「シネマ棟」
2014/06/23 00:30
海洋天堂☆平凡にして偉大なるすべての父と母へ――。
   約束の楽園・・・      父さんは海亀になる。 ...続きを見る
☆お気楽♪電影生活☆
2014/07/18 15:51

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ブログ村「親の気持ちに共感トーナメント」で拝見し、トラックバックさせていただきました。
生きていくために必要なひとつひとつを教える父親の気持ちに、涙でしたね。

maru
2014/06/23 00:37
maru さん

はじめまして、maruさん。ブログ村「親の気持ちに共感トーナメント」では何やら優勝したようで…(汗)
そちらをご覧になっていただけた上でのTBと知りとても喜んでいます。どうもありがとうございます!

本作品、本当に感動的でありましたね。父親の苦悩と悲哀に涙が溢れました。
父子の住む近くで食品・雑貨のお店をひらいている女性との淡い恋…そこが実に謙虚、且つ大人で。
くるおしく 歯がゆくもありましたがそれが又シンチョンの人柄を映しており、併せてリーさんにも
その演技の見事さに一段と魅かれた私です。

//ターフーのためには再び妻を娶ることが望ましいのかもしれない。…が、妻を自殺に
追いやってしまった眼の前の現実を想う時、シンチョンの心には「後添えは迎えまい」
切なくも毅然とした男の覚悟が見えていたような気がします。//

今年もまた夏が訪れますね。
本作品は「青」に彩られている画面がひじょうに印象深く美しいので、趣は全く異なりますが
ベッソン監督の『グラン・ブルー』同様、夏になると観たくなる作品の分野としても
私のライブラリーに永劫残りそうな気がします。

映画の記事もこれからまた少しずつ制作していきますので今後もよろしくお願いします。
コメント歓待しておりますのでまたお立ち寄り下さいませ。こちらからも伺わせていただきますね。
小枝 より (Blog管理人)
2014/06/24 15:01
始めまして 私はみかんゼリーと申します 
小枝様に興味があったので、コメントさせて頂きますね

(親の気持ち)って、何なのかな?と
小枝様のブログを見て改めて考えていました 

私は、親に対して(感謝)の気持ちがないと思っています

両親を亡くされている小枝様にとって、「不快」に思われてしまうと思いますが、
親の気が知れないです 父親に対しては「居なくてもいい!」と思っています

 私はもっと、親に対して理解していきたい?です。 お邪魔致しました
小枝様のことを、応援しています! 
みかんゼリーと言います
2014/07/05 21:15
みかんゼリー さん

こんにちは。
コメントを拝読しながらふと若い頃の自分にリンクするものを感じました。

自分も同じ境遇、或いは同じ年齢に達しないと分からないことってあるんだよ…
ただ親である以上、言っておくべきことは言う、今のお前に理解はし難いだろうが。
…それでいいと思ってるよ

これはある日の亡父の言葉。時には母も酷似の内容を言っていた記憶があります。

親の葬儀の折り親戚のある人が…『*親の意見と冷や酒は後で効くと言うけど本当だな』と。
「そうだったのか、このことかぁ。あの日、親が私に言わんとしたことは…」
縁者から聞いたその言葉に、私は目から鱗≠ニいった心境になり、
反抗的な態度で受け答えしていた自分をあの時の親はそんな寛容な想いで梱包していたのだと
気付かされた次第です。自分も子供を持ち そこで知った親の想い。
ここへきて(あの日の親の年齢に到達)漸く共感でき始めた自分が居るような気がしています。

拙いお返事になってしまいお恥ずかしいですがご訪問への感謝にかえさせていただきます。
みかんゼリーさんもどうかお身体を大切にお過ごし下さいね。
どうもありがとうございました。


小枝 より (Blog管理人)
2014/07/06 14:36

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